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楽天証券では2023年4月からミニ株(単元未満株)取引の「かぶミニ®」サービスを開始しました。単元未満株取引サービスとしては新しいかぶミニ®が気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、かぶミニ®についてメリット・デメリット、他社との比較などを解説します。どの証券会社でミニ株投資を始めるのがお得なのか、かぶミニ®が良いのかどうか、参考に活用ください。
目次
楽天証券のかぶミニ®について、同じく1株から買える単元未満株の取引サービスがあるSBI証券、auカブコム証券、マネックス証券と比較してどこがいいかを見ていきましょう。
かぶミニ®は、大手ネット証券のミニ株(単元未満株)サービスで初めてリアルタイム取引に対応した点が画期的です※。他社は寄付(よりつき)取引であり、単元未満株サービスでリアルタイムの価格を見ながら取引できるのは楽天証券のみです。
寄付取引では、前場と後場のそれぞれ最初に付いた価格で取引がなされます。取引が始まるまでに成行注文を集めて、取引開始とともに注文が執行されます。成行注文となるため、予想外の価格で約定(取引成立)するリスクがあるものの、確実に約定はなされます。
かぶミニ®のリアルタイム取引も、成行注文のみの受付です。ただし、寄付取引と異なり現在の取引価格を見ながら発注できるため、予想外の価格での約定リスクは注文状況などを見ることで回避できます。
リアルタイム取引対応のため、1日に同じ銘柄を何度も取引を繰り返すデイトレードも、かぶミニ®なら可能です。
かぶミニ®の銘柄数は寄付取引1,602銘柄に対し、リアルタイム取引は746銘柄です(2023年8月14日時点)。
楽天証券では、日本屈指のポイントサービスである楽天ポイントを利用して株式を購入できます。通常の国内株(単元株)取引のみならず、単元未満株のかぶミニ®も楽天ポイントで取引可能です。
下表は、単元未満株の取引サービスを扱うネット証券各社のポイント投資比較表です。
証券会社名 (サービス名) |
ポイント投資 |
---|---|
楽天証券 (かぶミニ®) |
○ (楽天ポイント) |
SBI証券 (S株) |
○ (Tポイント、Pontaポイント) |
auカブコム証券 (プチ株) |
○ (Pontaポイント) |
マネックス証券 (ワン株) |
- |
楽天証券では、単元未満株でも楽天ポイントを使ってのポイント投資が可能です。楽天ポイントは楽天グループのサービスだけでなく多くの街のお店でも使える大変便利なポイントです。
会員ランクによって1日当たり、1カ月当たりの利用制限がある点には注意が必要です。多くのユーザーの上限は1日3万ポイント、1カ月10万ポイントに当たるでしょう(ダイヤモンド会員除く)。
楽天証券のかぶミニ®は、2023年10月1日(10月2日約定分)から取引手数料が無料化されます。下表で他社と比較してみましょう。
証券会社名 (サービス名) |
買付 | 売却 | 最低手数料 |
---|---|---|---|
楽天証券 (かぶミニ®) |
0円※1 | 11円/回※1 0円※1※2 |
- |
SBI証券 (S株) |
0円 | 約定代金×0.55% 0円※3 |
55円※4 |
マネックス証券 (ワン株) |
0円 | 約定代金×0.55% | 52円 |
auカブコム証券 (プチ株) |
約定代金×0.55% | 52円 |
もともと単元未満株投資は少額投資のため、手数料も安い傾向にあります。ただし各社で手数料体系が異なるため、チェックしておきましょう。
【東証参考価格とは】
かぶミニ®取引のシミュレーションを確認してみましょう。(2023年10月2日約定分以降の手数料体系)
購入時 | 株価5,500円+スプレッド13円(5,500円×0.22%=12.1円を切り上げ)=5,513円① |
---|---|
売却時 | 株価6,000円-スプレッド13円(6,000円×0.22%=13.2円を切り下げ)=5,987円② |
売却益 | ②5,987円-①5,513円=474円 |
売却価格(6000円)と購入価格(5500円)の単純な価格差は500円であり、差引26円が発生します。ただし、売却時に52円以上の手数料が発生するauカブコム証券、マネックス証券と比べると、スプレッドを加味しても楽天証券の方がお得です。
楽天証券では、2023年7月3日からスマホアプリiSPEED(アイスピード)でもかぶミニ®の取引が可能になりました。単元未満株取引のスマホアプリ対応を他社と比較してみましょう。
証券会社名 (サービス名) |
スマホアプリ |
---|---|
楽天証券 (かぶミニ®) |
iSPEED |
SBI証券 (S株) |
SBI証券 株アプリ |
auカブコム証券 (プチ株) |
kabu.com for iPhone kabu.com for Android |
マネックス証券 (ワン株) |
ferci(フェルシー) |
いずれのネット証券もスマホアプリで単元未満株取引が可能ですので。スキマ時間や外出先からも利用で来て便利です。ただし取引時間は前場が9:00~11:30、後場が12:30~15:00です(PC、スマホとも)。
各社ともアプリ経由での株式取引に力を入れていますが、中でも楽天証券のiSPEEDは直感的な操作が可能な使いやすいスマホアプリなので、初心者も簡単にかぶミニ®取引が可能です。
かぶミニ®は投資にかかる税金が非課税になるNISA口座にも対応しています。他ネット証券の単元未満株のNISA口座対応状況は下表のとおりです。
証券会社名 | NISA口座 |
---|---|
楽天証券 | ○ |
SBI証券 | ○ |
auカブコム証券 | ○ |
マネックス証券 | ○ |
主要ネット証券では各社ともNISA口座での単元未満株取引が可能です。なおPayPay証券などでは対応していません。
通常、株式や投資信託の利益には約20%の税金がかかります。しかしNISA口座で取引すれば、購入した商品の売却益や配当金などが非課税になります(年120万円までの投資から得られる利益、最長5年間)。
NISA制度は2024年から新しくなります(新NISA)。年間投資枠は240万円まで拡大され、非課税で保有できる限度額は生涯で1800万円となり、非課税で保有できる期間も無期限化されます。
楽天証券なら新NISAでも単元未満株の取引ができます。
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かぶミニ®のデメリット・注意点は2点あります。
株の主な注文方法は「指値注文」と「成行注文」の2つです。
注文方法 | 特徴 | 優先事項 |
---|---|---|
指値 (さしね) |
価格を指定して発注 | 注文する価格を優先 |
成行 (なりゆき) |
価格を指定しない発注 | 注文の成立を優先 |
指値注文は、取引価格を指定する方法です。取引数量の多い銘柄なら、現在の取引価格近くに指値注文を入れることで、取引が成立する可能性は高いです。取引数量の少ない銘柄の場合、現在の取引価格から少し離れた価格に指値注文を入れると、約定しない可能性があります。
成行注文は、現在取引されている価格で買い注文や売り注文を出す方法です。取引数量の多い銘柄は、問題なく現在の取引価格近辺で約定がなされます。しかし取引数量が少ない銘柄の場合、思わぬ高値や安値で約定するリスクもあります。
単元未満株の取引は成行注文が標準です。楽天証券だけでなく、SBI証券、auカブコム証券、マネックス証券のいずれも単元未満株取引では成行注文しかできません。よって取引数量の少ない銘柄の場合、予想外の価格での約定リスクがある点には注意が必要です。
楽天証券、SBI証券、auカブコム証券、マネックス証券で単元未満株投資で購入できる取扱銘柄は下記のとおりです。
証券会社名 | 銘柄数 |
---|---|
楽天証券 | 1,602銘柄 (リアルタイム746銘柄) |
SBI証券 | 東証銘柄 |
auカブコム証券 | 東証銘柄 名証銘柄 |
マネックス証券 | 東証銘柄 名証銘柄 |
楽天証券以外の主要ネット証券で購入できる単元未満株は、東証や名証に上場するおよそ3000~4000銘柄です。一方、楽天証券で取引できる単元未満株の銘柄数はその半分ほどです。中小型株を含めた多数の銘柄から単元未満株を取引したい投資家にはやや物足りない銘柄数かもしれません。
ただ、高配当株や株価が高く投資資金がかさむ「値がさ株」を含めて大型株はほぼ取引可能です。
【値がさ株の代表銘柄】
値がさ株として有名な上記3銘柄ですが、かぶミニ®でも取引できます。主要銘柄中心ならかぶミニ®で十分取引できるので、初心者も問題ないでしょう。
かぶミニ®は、少額投資から始めたい初心者からリアルタイム取引の自由度に魅力を感じるベテランまで、幅広い投資家に対応するサービスです。
かぶミニ®を含む株取引に楽天ポイントが利用できるのもメリットの1つ。楽天市場の買物でも貯めやすい楽天ポイントを利用して、投資資金を用意せずに投資ができます。気軽な投資の第一歩としてもおすすめです。
2023年4月から始まったかぶミニ®は、単元未満株の取引サービスとしては後発組です。取扱銘柄数は他社と比べて少ないといわざるをえません。ただし大型株のほとんどは取引できるため、さほど問題はないでしょう。取扱銘柄も段階的に増えており、今後は中小型株含め、他社並みの銘柄数となる可能性はあります。
ミニ株(単元未満株)取引を行うなら楽天証券のかぶミニ®がおすすめです。
楽天証券はかぶミニ®の単元未満株投資だけでなく、さまざまなメリットがあります。
楽天証券は通常の株式投資(単元株取引)の手数料も業界最安水準です。2023年10月1日(10月2日約定分)から国内株式(現物・信用)取引手数料が無料になる「ゼロコース」も開始。手数料コースをゼロコースに変更すれば、誰でも利用可能です。
同時にかぶミニ®も取引手数料が無料化。外国株(米国、中国、アセアン株)と先物・オプション、金・プラチナの取引手数料が1%ポイントバックされる新プログラムなどもスタート、ますますお得になります。
楽天ポイントは、かぶミニ®や通常の単元株投資はもちろん、投資信託、米国株にも利用でき、NISA(新NISA)などの非課税制度を使った多様な投資も可能です。
NISA(つみたて投資枠)やiDeCo(個人型確定拠出年金、イデコ)の銘柄数も業界トップクラス。長期の資産形成にも役立つ証券会社です。
かぶミニ®で少額投資から気軽に始めたい投資初心者、株式をメインに投資したい方、長期の資産運用でNISAやiDeCoを利用したい方まで、多くの投資家に対応できるネット証券の代表が楽天証券です。
かぶミニ®での購入手順をスマホアプリiSPEEDとPC(パソコン)それぞれで解説します。
スマホアプリ「iSPEED」から「かぶミニ®」で単元未満株を購入するにはiSPEEDApp Store 、Google Playなどからダウンロードが必要です。その後の流れは以下のとおりです。
現物買いをタップすると、検索・お気に入り・ランキング・保有銘柄一覧が選択できます。事前にお気に入りに銘柄を登録している場合やランキングから選ぶ場合以外は、「検索」をタップします。
画面一番上の検索窓「銘柄名or銘柄コード」の部分に、銘柄名や数字4ケタの銘柄コードを入力します。買う銘柄が決まっていない場合は、画面の各項目(最近チェックした銘柄・ランキング・業種・テーマ・チャートの形状・スーパークリーナ-・決算速報)から選んでも良いでしょう。
銘柄リスト画面から買いたい銘柄名をタップすると、発注画面に遷移します。右上のバーからかぶミニ®を選択し、以下の注文内容を指定します。
【かぶミニ®の注文内容】
「確認画面へ」をタップし、取引暗証番号を入力、「注文」をクリックして発注完了です。
売却の場合は、STEP1で「保有銘柄一覧」をタップして売却する銘柄を選択後、「かぶミニ®」が選択できるので、その後、STEP2~4同様の流れで売却手続きを行います。
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PCからの「かぶミニ®」取引の流れは以下のとおりです。
買い注文をクリックします。
検索欄に銘柄名or銘柄コードを入力後、検索ボタンをクリック。銘柄リスト画面から買いたい銘柄名をタップすると、銘柄画面に遷移します。
単元未満買いをクリックすると、発注画面に遷移します。
以下の注文内容を指定、確認します。
【かぶミニ®の注文内容】
取引暗証番号を入力し、「注文内容を確認する」をクリック。注文内容を確認し、「注文」をクリックして発注完了です。
売却の場合は、STEP1で「国内株式」から「売り注文」を選択、売却する銘柄を選択後、STEP2以降は同様の流れで「単元未満売り」を選択し、売却手続きを行います。
国内株は通常、100株単位の1単元での取引が原則です。株価500円の銘柄なら5万円の投資資金が必要です(手数料除く)。
このように、100株単位でしか購入できない日本株を1株単位で購入できる証券会社の独自サービスがミニ株(単元未満株)です。少額での株式投資が可能なうれしいサービスですが、取り扱っていない証券会社もあります。独自サービスのため取扱銘柄や手数料体系などは各社で異なります。
記事では「ミニ株=1株単位の単元未満株」として扱っていますが、「ミニ株=10株単位」など、異なる単位で扱う考え方や証券会社もあります。
ミニ株は単元(100株)未満の少額資金から取り組めます。通常の単元株投資では、銘柄によっては数十万円、数百万円の資金が必要ですが、ミニ株なら数万円の投資資金でほとんどの国内銘柄の取引が可能です。
少額投資なら分散投資もしやすいのがメリットです。資産運用は、銘柄や時間を分散して投資することでパフォーマンスの安定が期待できます。単元株では100万円以上など大金が必要な分散投資も、ミニ株の利用なら少額で可能です。
ただし、ミニ株にはデメリットもあります。
投資額は少ないものの、手数料面でミニ株は単元株に比べると割高になる証券会社もあります。そのため手数料が無料になるNISA口座でのミニ株取引がおすすめです。楽天証券でも可能です。
ミニ株はほとんどの証券会社で寄付取引が中心のため、中小型株は特に予想外の価格で約定するリスクがあります。そんな中、楽天証券はミニ株でもリアルタイム取引サービスを提供している貴重な証券会社です。
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楽天証券の「かぶミニ®」は少額から株式投資が可能で、スマホアプリiSPEEDから簡単に取引できます。楽天ポイントを活用すれば、ポイントのみでお得に投資も可能です。
投資のリスクが気になる人も、ポイント投資なら資金を用意せずとも始められます。楽天証券のかぶミニ®は、株初心者のスタートにもおすすめです。
高配当銘柄や日米の代表企業への長期投資がおすすめ
株式投資で100%利益が出る方法はありませんが、日米の増配が続く高配当銘柄への長期投資なら、配当(インカムゲイン)で着実に資金の獲得が見込めるでしょう。
日米を代表する銘柄への長期投資なら、経済成長とともに株価上昇(キャピタルゲイン)も期待できます。株式投資で利益を得るには短期投資もありますが、取引テクニックが必要なため簡単ではありません。
配当金は受け取れますが、株主優待は銘柄によります
かぶミニ®でも配当金は受取可能です。一方、株主優待は多くの銘柄で受取条件が100株単位の単元株からとなっています。ただし1株から株主優待が受け取れる銘柄もあり、かぶミニ®でも取扱があれば可能です。1株から株主優待が受けられる銘柄はこちらの記事を参考にしてください。
米国株式なら1株から投資可能です
国内株式は原則100株単位(1単元)の取引ですが、米国株式は原則1株からの取引であり、米国株ならミニ株でなくても1株から投資できます。米国の成長性の高い企業に1株単位の約数万円から投資できます。米国株の取引には外国株取引口座の開設が必要です。
いざ、NISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
auカブコム証券
楽天証券
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1株から買える!少額で始められる楽天証券のミニ株「かぶミニ®」とは?買い方も画像で詳しく解説
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最終的な投資決定は、各取扱金融機関のサイト・配布物にてご確認いただき、ご自身の判断でなさるようお願い致します。
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