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いざ「つみたてNISA(積立NISA)を始めよう!」と思っても、口座の開設手続きやマイナンバー登録などが面倒でなかなか進まない、という方は多いです。
今回はそんな方のために、つみたてNISAをスムーズにスタートするための『5つのステップ』をまとめました!手続きで必要なものが一覧でわかるよう、チェックシートも作成しましたので、そちらもご覧くださいね。
目次
メリット尽くしのつみたてNISA(積立NISA)、1日でも早く始めたいところですよね。ですが、「手続きがいろいろ面倒そうで踏み出せないんですよ……」とためらっている人も多いとよく聞きます。
そこでそんな人のために、今回は「つみたてNISAの始め方」についてわかりやすく5つのステップで紹介します。参考にしてくださいね。
まず、つみたてNISA(積立NISA)を始める前に、同じ金融機関で「総合口座」と「つみたてNISA口座」の2つの口座を開く必要があります。
総合口座とは、銀行や証券会社などにおいて、さまざまな商品の取引を1つにまとめた口座のことです。「つみたてNISAの口座だけ開きたいのに……」という人もいるかもしれませんが、金融商品を取引するためには総合口座も必要で、つみたてNISA口座だけで取引することはできないのです。
口座を開きたいと考えている金融機関の窓口やWebサイト上から、総合口座、そしてつみたてNISA口座の開設に必要な書類を取り寄せましょう。
総合口座の場合、ネット証券などでは、Webサイトやメールで本人確認書類等の画像データを提示することで、書類の取り寄せをすることなく、手続きを完了することができます。
つみたてNISA口座の場合、届いた書類に必要事項を記入・押印をして、マイナンバー確認書類のコピー、本人確認書類のコピーと一緒に金融機関に返送します。金融機関および税務署の審査が終わったら、つみたてNISAの口座開設は完了です。
なかには総合口座とつみたてNISA口座の両方を同時に開設申し込みができる金融機関もあります。たとえば、以下の金融機関は同時申し込みが可能です。
また、つみたてNISAを始めようと決めている総合口座をすでに持っている場合は、その金融機関でつみたてNISA口座の開設申し込みをするだけでOKです。
つみたてNISA口座は原則1人1口座しか開設できません。そのため税務署でつみたてNISA口座の重複がないかのチェックが行われ、ここで約1~2週間を要します。口座開設完了までは、総合口座との同時開設で約4~5週間、つみたてNISA口座の開設のみで約3~4週間くらいはかかるのが一般的です。
中には、つみたてNISA口座の手続き完了後にすぐ取引できる「NISA口座の簡易開設」に対応している金融機関(例:SBI証券、auカブコム証券など)もあります。こちらは税務署での確認が済む前に取引が始められる点が最大のメリットです。ただし、NISA口座が重複していた場合は、確定申告が必要な「一般口座」で購入したことになってしまうため注意しましょう。
↓なお、つみたてNISAを始めるのにおすすめの金融機関を編集部でピックアップしてみました。以下のページをご覧ください。おすすめの理由も詳しく解説していますよ。
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つみたてNISAが開設されたら、積立投資を始める前に資金を準備し、入金の手続きを行いましょう。
入金方法は、提携する銀行から総合口座に入金するほか、特定の銀行口座からの自動的に引き落としが一般的です。方法は金融機関によって異なるので、事前に確認しておきましょう。主に以下のような方法があります。
つみたてNISAは金融機関ごとに利用可能な銀行口座が異なります。先述したSBI証券や楽天証券は450行以上、auカブコム証券は350行以上の銀行口座で入金可能です。なお、口座内の資金が不足すると積立投資ができなくなりますので、口座内に十分な資金をストックしておくよう注意しましょう。
クレジットカード払いは一部の金融機関で対応しています。2023年12月時点でつみたてNISAでクレジットカード払いができる主な金融機関は以下のとおりです。
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口座への入金が済んだら、いよいよ積立する投資信託を選びます。
つみたてNISA(積立NISA)の対象商品(投資信託)は200本超。いずれも長期・積立投資向きの商品が国(金融庁)によって厳選されています。
なお、つみたてNISAで選べる商品は1本だけに限らず、複数本選択が可能です。ただし、つみたてNISAで投資できる金額は年間40万円までとなっています。投資金額には非課税枠の上限があるため、商品を頻ぱんに変更・追加したりすることはしづらいので注意しましょう。
↓具体的な商品の選び方について詳しくは以下のページをご覧ください。お金のプロがおすすめする銘柄もご紹介していますよ。
積立する商品が決まったら、積立の設定を行います。ここで決めるのは、「積立の頻度(タイミング)」「積立指定日」「積立金額」などです。金融機関のオンライントレードであれば、画面の指示に従って入力していくだけで、積立の設定が簡単に完了します。
積立の頻度については、金融機関によって「毎月積立」「毎週積立」「毎日(毎営業日)積立」などから選ぶことができます。「毎月積立」しかできない金融機関が一般的ですが、一部のネット証券では「毎週積立」「毎日(毎営業日)積立」の設定が可能です。毎日や毎週などで積立の頻度を増やせば、より時間を分散した投資が可能です。また、給料日後に積立したいという人は、毎月決まった日に積立設定ができる毎月積立を選んでもいいでしょう。
つみたてNISA(積立NISA)の積立の設定が終わったら、いよいよ積立投資スタートです。注意したいのは、長期投資だからといって、ほったらかしにしておくのはNGだということ。定期的に運用状況は確認するようにしましょう。
次は、つみたてNISA(積立NISA)口座開設に必要なものを整理しておきましょう。
まず、総合口座のある・なしにかかわらず、つみたてNISA(積立NISA)口座を開設するときは、基本的に「マイナンバー確認書類」と「本人確認書類」が必要になります(ただし、総合口座があり、マイナンバーの登録も済んでいるなら、つみたてNISAの開設のために、あらためてマイナンバーを提示する必要はありません)。
マイナンバー確認書類が「個人番号カード」の場合は、ほかの本人確認書類の提出が不要になる金融機関もあります。何を提出すればいいかは金融機関によって異なるので、注意しましょう。
総合口座の開設時に指定した銀行から自動引き落としを設定する場合は、引き落とし口座情報の登録をしておきます。なお、金融機関届出印の届け出は、印鑑登録のない口座を指定する場合は不要です。また一部の金融機関では、Webサイト上で口座開設申し込みをする場合は、届け出印は不要となっています。
つみたてNISAは口座開設までに時間がかかります。また、本人確認書類をそろえる手間もあるので、ついつい面倒になりがちです。
そんなときは今まで紹介してきた、さまざまなつみたてNISAのメリットを思い出してください。そして「つみたてNISAで節税メリットを生かして、おトクに資産形成するんだ!」という熱い思い(!)を忘れずに、サクサク手続きを進めていきましょう。
つみたてNISA(積立NISA)口座の開設手続きやそのために必要なものについて、おわかりいただけましたか? 積立投資を1日でも早く・長く続けるためにも、勇気を出してつみたてNISA口座を始めてみませんか。
いざ、NISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
auカブコム証券
楽天証券
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【入金方法も紹介】つみたてNISA(積立NISA)スタート手順【5ステップ】
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