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つみたてNISAを始めたいと思っていても「具体的な口座開設の流れが分からない」「始めたいけど不安がある」などの理由で、挑戦できない人もいるかもしれません。
そこで今回は、つみたてNISAの口座開設の方法や銘柄の買い方を主要なネット証券(SBI証券・楽天証券)を例に紹介します。さらに、つみたてNISAを始める上で解決しておきたい疑問にお答えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ1 ↓ |
口座開設の申し込みを行う |
---|---|
つみたてNISAを始めるには専用の「つみたてNISA口座」が必要。 多くの金融機関では初めて口座開設するのと同時に申し込みできる。 |
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ステップ2 ↓ |
必要書類を提出する |
web、または郵送で本人確認書類などを提出する | |
ステップ3 ↓ |
口座開設完了の連絡が届く |
手続きが問題なく進めば、つみたてNISA口座の仮開設完了連絡が届く。 問題なく審査が進めば本開設が完了する。 (STEP2でweb提出…基本メール/郵送…書面で届く) |
目次
SBI証券 口座開設は こちら |
楽天証券 口座開設は こちら |
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---|---|---|
取扱商品数 | 193本 | 190本 |
積立頻度 | 毎日、毎週、 毎月 |
毎日、毎月 |
最低積立金額 | 100円 | 100円 |
取引手数料 | 0円 | 0円 |
貯められる ポイントなど |
Tポイント、 Pontaポイント、 dポイント、 Vポイント、 JALのマイル |
楽天ポイント |
クレジットカード 決済 |
〇 | 〇 |
対象 クレジットカード |
三井住友カード | 楽天カード |
クレカで もらえるポイント |
Vポイント | 楽天ポイント |
口座開設数 (総合口座) |
882万口座超 (2022年6月実績、グループ会社含む) |
804万口座超 (2022年6月実績) |
つみたてNISA 専用アプリ |
あり | なし |
口座開設はこちら | 口座開設はこちら |
SBI証券でつみたてNISAを始めるメリットは、取扱商品数や積立頻度の選択肢が多く、どんな人でも自分のスタイルに合う投資方法が見つけやすいことです。
最低積立額も100円からとつみたてNISAを始めやすくなっています。貯められるポイントの種類も多く、クレカでの決済も可能なためクレカ側のポイントとお得な二重取りもできます。
SBI証券で証券総合口座と同時につみたてNISA口座を開設する手順は、以下の4ステップで完結します。
それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。文章だけだと説明しづらい箇所などには、実際の画面も掲載して、できるだけ分かりやすく説明します。
1.公式サイトで「NISA・つみたてNISAをはじめる」をタップ
2.メールアドレスを登録
3.登録したメールアドレスに届いた認証コードを入力
4.お客様情報を設定する
氏名、住所を入力し、「NISAの選択」で「つみたてNISAを申し込む」を選ぶ。
そのほか、「特定口座」「住友SBIネット銀行口座」「SBI証券ポイント」「ポイント(3種類)選択」で希望する項目を選ぶ。
5.規約をすべて確認し、「同意します」をタップ
6.入力内容に間違いがないか確認
7.口座開設方法(ネットか郵送か)を選択し、「申し込む」をタップ
口座開設方法は、ネットを選択した方が時間をかけずに口座開設できるのでおすすめです。
8.これで口座開設申し込みは完了!
「ネットで口座開設」を選択すると、ユーザーネームとログインパスワードがすぐに発行されます。
ネットまたは郵送で提出します。今回はすぐに口座開設できて便利なネットで手続きする際の手順を解説します。
口座開設状況の画面でユーザーネームとログインパスワードを入力してログインし、提出する本人確認書類の種類や提出方法を選びます。提出方法は、スマホで撮影するか、保存した書類を送信するかの二通りです。
お手元に必要書類がそろっているなら、スマートフォンで撮影した方が便利です。ご自身の顔やマイナンバーカードまたはマイナンバー通知カードと本人確認書類(運転免許証など)を撮影して提出するだけでOKです。
撮影時には下図のように撮影方法を教えてくれるので、困ることはないでしょう。
勤務先や銀行口座の登録などを行います。
提出書類の審査が完了したら、メールまたは郵送で口座開設完了通知が届き、取引が可能になります。
SBI証券のつみたてNISA銘柄を買うには、対象ファンド(投資信託)の積立設定をします。積立設定の流れは以下の4ステップです。
まずは、つみたてNISA対象ファンドの中から積み立てしたい投資信託を選びます。「投資信託 パワーサーチ」から条件を絞って検索すると簡単に対象ファンドを見つけられます。
選んだ投資信託の詳細ページを開き、「つみたてNISA買付」を選択。
積立の頻度、日にち、金額などを設定します。
なお、金額の上限は月3万3333円(年間40万円)と決められています。
目論見書とは、投資信託についての説明書です。投資先・投資対象・仕組み・運用方針などの基本情報のほか、運用実績、資産構成比率、手数料などの詳細な情報が記載されています。
特に、自分の投資したい投資対象(投資国、株式や債券など)になっているか、同じ投資対象の投資信託と比較して手数料(信託報酬)は低水準か、などを確認するとよいでしょう。
これまで入力した情報に誤りがないか確認してから、「設定する」を選択すれば、投資信託の積立購入の設定は完了です。
楽天証券 口座開設は こちら |
SBI証券 口座開設は こちら |
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---|---|---|
取扱商品数 | 190本 | 193本 |
積立頻度 | 毎日、毎月 | 毎日、毎週、 毎月 |
最低積立金額 | 100円 | 100円 |
取引手数料 | 0円 | 0円 |
貯められる ポイントなど |
楽天ポイント | Tポイント、 Pontaポイント、 dポイント、 Vポイント、 JALのマイル |
クレジットカード 決済 |
〇 | 〇 |
対象 クレジットカード |
楽天カード | 三井住友カード |
クレカで もらえるポイント |
楽天ポイント | Vポイント |
口座開設数 (総合口座) |
804万口座超 (2022年6月実績) |
882万口座超 (2022年6月実績、グループ会社含む) |
つみたてNISA専用アプリ | なし | あり |
口座開設はこちら | 口座開設はこちら |
楽天証券のつみたてNISAは、取扱商品数が豊富で100円から積立ができるため、どんな人の投資ニーズにも合いやすいでしょう。複数の商品を購入する際も組み合わせのパターンが豊富です。投資で楽天ポイントが貯まり、楽天カードで決済をすれば、さらにクレカ利用分の楽天ポイントも獲得できます。
楽天証券で証券総合口座と同時につみたてNISA口座を開設する流れは、次の5ステップです。一つずつ見ていきましょう。
1.公式サイトで「NISA口座を申し込む 楽天証券の口座をお持ちでない方」のボタンをタップ
2.メールアドレスを登録
登録したアドレスに送信される確認メールに記載されたURLから申し込みを続けます。
運転免許証またはマイナンバーカードが手元にあれば、スマートフォンで本人確認ができます。それ以外の本人確認書類を提出する、またはパソコンから本人確認書類をアップロードする、などの場合は郵送で本人確認書類の提出ができます。
氏名・住所などの本人情報を入力し、つみたてNISA口座の開設を申し込みます。
スマートフォンで本人確認した場合、ログインパスワードの登録も必要です。忘れずに保管しておきましょう。
楽天証券の審査が完了すると本人確認方法に応じて、以下の内容が送られてきます。
<スマートフォンで本人確認した人>
ログインIDがメールで届きます。
<郵送で本人確認した人>
ログインIDと初期パスワードが転送不要の書留郵便で届きます。
ログイン後に初期設定とマイナンバー登録が完了すると、つみたてNISA口座での取引が始められます。
楽天証券でつみたてNISA対象の投資信託を買うための流れは以下の5ステップです。
どの投資信託を買うかが最も重要で悩ましいのですが、楽天の検索システムなら4通りの方法から簡単に選ぶことができます。
積み立てする投資信託が決まったら「引落方法(積立タイミング)と積立指定口座」「積立金額」などの設定をします。
毎日積立を希望する場合は、引落方法を証券口座(楽天マネーブリッジ)にします。
購入する投資信託の目論見書(重要事項説明書)や約款を閲覧します。
設定内容を確認します。内容に問題がなければ、4桁の暗証番号を入力し「注文する」を押し積立注文を確定しましょう。
↓
積立設定完了!
つみたてNISAは大事なお金に関わる制度です。国の定めた有利な投資制度とはいえ、これまで投資をしたことのない人や投資がよく分からない人などにとって、疑問や不安はつきものです。
まずはそうしたモヤモヤを全て解決しないとつみたてNISAを始められない人もいるでしょう。そこで、つみたてNISAを始めようと検討している人の多くが感じる疑問・不安にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。
つみたてNISAは投資なので、残念ながら損をする可能性はあります。つみたてNISAには定期預金などの「元本確保型」の金融商品はないので、必ず損をしない方法はありません。
ただし、つみたてNISAで投資ができる投資信託は、市場に何千本とある中から金融庁が厳選した数百本に限られています。なお、投資信託とは投資家から集めたお金をまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品です。運用の成果は投資額に応じて投資家へ分配される仕組みです。
専門家へ運用を任せるため手数料がかかりますが、つみたてNISAの投資信託はその手数料が一定水準以下のものに限定されています。
投資商品の購入価格は日々変動するので、購入するタイミングや投資先を分散することが大切です。一定金額を定期的に投資すると、価格が高い時には少量、価格が低い時には多量を買うことができ、平均購入単価を比較的低く抑えやすいと考えられているからです(これを「ドルコスト平均法」と言います)。
つみたてNISAは20年間と長期にわたって積立投資ができるので、投資するタイミングの分散に適しています。また、投資信託の投資対象はさまざまな国や地域があるので、選び方によって投資先の分散もできます。
つまり、つみたてNISAは、初心者でも始めやすい長期・分散・積立投資に向いた制度、と言えます。
つみたてNISA口座は1人1口座と決められているため、どこの金融機関で開設するかがとても重要です。途中で金融機関を変更することもできますが、時間と手間がかかるので、できれば初めからベストの選択をしたいものです。下記4つのポイントを比較するとよいでしょう。
なぜ上記をチェックすべきなのか、それぞれ解説します。
つみたてNISAで選べる投資信託は、金融機関によってその本数や種類が異なります。商品本数が多ければ、どんな人でも買いたいと思う投資信託が見つかる可能性が高いでしょう。初心者は商品本数が少ない方が選びやすいと思うかもしれませんが、のちのち投資に慣れてほかの商品と比較したい時に、選択肢が多い方が納得のいく決断をしやすいです。
つみたてNISA対象の投資信託は227本(2023年4月27日時点)あり、そのうちたとえばSBI証券では193本、楽天証券では190本と全体の8割以上を取り扱っています。
投資を始めるのが早ければ、長期間の投資が可能になりリスク分散につながります。しかし、社会人になりたてや家計の急変などで、投資に向けるお金が少なくなることもあるでしょう。
缶ジュース一本を我慢すればできる、ほんの少しのポイントでもできる、など投資のハードルが低い証券会社を選べば、貯蓄をしながら少額から投資経験を積むことも可能です。なお、SBI証券、楽天証券では、100円から投資信託を買うことができます。
積み立てをするだけでも、買うタイミングを分散させることができますが、その頻度が高いとさらに買うタイミングを分散することができます。特に値動きの激しい商品であればあるほど、分散の効果は大きくなるでしょう。
積立の頻度は月に一度が一般的ですが、購入価格をより分散させたい人は、もっと頻繁に(毎週・毎日など)買う選択肢もあります。楽天証券では毎日、SBI証券では毎日に加えて毎週、積立購入ができます。
投資をしながらポイントを貯めることができると、投資のモチベーションが上がるかもしれません。また、貯めたポイントを投資に使うことができれば、実質的に自分で投資する金額を減らすこともできます。投資がポイントを生み、ポイントがさらなるポイントを生むような循環になれば、投資の利回り(投資金額に対する利益の割合)の向上につながります。
なお、
SBI証券では、月間平均保有金額に応じて0.02%~0.25%のポイント
楽天証券では、一定の残高を達成ごとに10~500ポイント
が付与されます。
SBI証券と楽天証券は4つのチェックポイントをすべて満たしています。
SBI証券 口座開設は こちら |
楽天証券 口座開設は こちら |
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---|---|---|
商品本数 | 193本 | 190本 |
最低積立金額 | 100円~ | 100円~ |
積立頻度の種類 | 毎日・毎週・毎月 | 毎日・毎月 |
ポイントサービス等 | 月間平均保有金額に応じて0.02%~0.25% | 一定の残高を達成ごとに10~500ポイント |
SBI証券は、積立頻度で「毎週」を選べます。毎日積立だと一回の投資金額が少なく分散効果が少ない時に、毎月よりは分散投資をしたい場合に便利です。貯まるポイントはTポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイント、JALのマイルと4種の中から選べます。
楽天証券は、積立金額を楽天カードで決済できるので、楽天ポイントが貯まりやすいです。楽天グループを頻繁に利用する人には便利でしょう。
合わせてこちらもチェック!
初心者はリスクを抑えた投資手法で手数料の低い投資信託(投信)を選ぶとよいでしょう。「値動きの幅」が大きいものはリスクが高く、小さいものはリスクが低いといいます。
つみたてNISAで買える投資信託は、主に国内外の株式に投資をするものです。株式は債券より値動きが大きく、外国の金融商品は国内よりリスクが高くなります。
■投資手法
<株式が投資対象の投資信託>
<株式以外(債券など)も組み入れた投資対象の投資信託>
つみたてNISAでは株式よりリスクの低い債券のみを投資対象とする投資信託はありません。もし債券に投資する投資信託を購入したいなら、バランス型を選びましょう。なお、株式への投資割合が高くなるほどリスクは高くなります。
■運用管理手数料(信託報酬)
投資信託は運用の専門家が運用するので、運用管理手数料(信託報酬)がかかります。
インデックス型は主に指標を構成する株式銘柄を売買しますが、アクティブ型は専門家がそれぞれ独自の調査に基づき売買する銘柄を決めます。そのため、一般的にアクティブ型の方がインデックス型より信託報酬が高くなります。信託報酬は資産残高から引かれて運用成果に影響しますので、できるだけ低いものを選びましょう。
よって、投資信託はインデックス型や債券を含むバランス型の中で信託報酬の低いものを選ぶとよいでしょう。
選択基準 | 値動きの幅 (リスク) |
運営管理 手数料 (信託報酬) |
|
---|---|---|---|
インデックス型 | 国内 | 中 | 低 |
海外 | 大 | 低~中 (市場に よる) |
|
アクティブ型 | 国内 | 大 | 高 |
海外 | 最大 | 高 | |
バランス型 | 国内外 | 中 (株式比率による) |
中~高 (投資対象による) |
おすすめの投資信託は以下の通りです。基本的にSBI証券、楽天証券で購入できるものから選定しました。
<インデックス型> | |
---|---|
日本株式 | |
<購入・換金手数料なし> ニッセイ日経平均インデックスファンド |
日経平均株価(日経225)(配当込み)の動きに連動する投資成果をめざします。信託報酬は0.154%以内と同じ投資対象で最低水準。 |
購入できる 金融機関 |
SBI証券、楽天証券など |
米国株式 | |
SBI・V・S&P500インデックスファンド (愛称:SBI・V・S&P500) |
米国の代表的な株価指数S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。信託報酬は0.0938%程度と同じ投資対象で最低水準。 |
購入できる 金融機関 |
SBI証券など (楽天証券は取り扱いなし) |
先進国株式 | |
eMAXIS Slim先進国株式インデックス | MSCIコクサイ指数(配当込み、円換算ベース)と連動する投資成果をめざします。 米国以外の先進国株式にも投資したい人向けですが、7割程度は米国株式へ投資。信託報酬は0.09889%以内と同じ投資対象で最低水準。 |
購入できる 金融機関 |
SBI証券、楽天証券など |
<バランス型> | |
---|---|
<購入・換金手数料なし> ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) |
国内株式、国内債券、先進国株式、先進国債券を25%ずつ組み合わせた合成指標に連動する投資成果をめざします。信託報酬は0.154%と同じ投資対象で最低水準。 |
購入できる 金融機関 |
SBI証券、楽天証券など |
今後相場がどうなるのかは、プロでも判断が難しいものです。ましてや初心者が株価や市場の動向をチェックして、つみたてNISAの始め時を見極めるのは大変です。むしろ見極めているうちに投資を始めるのが遅れてしまい、運用の機会を失うデメリットの方が大きいかもしれません。
つみたてNISAには疑問①で述べた通り、ある程度損失を抑える仕組みがあります。その損失を抑える仕組みを始動させるためにも、長期にわたり分散して投資することが大切です。つみたてNISAを始めたいと思ったら、早めに始めて相場に惑わされず淡々と続けていくことがポイントです。
長期投資をするために「できるだけ早めに投資を始めた方がよい」とはいえ、貯金が全くないのであればまずは貯蓄を優先してから、つみたてNISAなどの資産運用を始めるべきでしょう。貯金は、万一働けなくなった時や災害等にあった時などに備えておく緊急資金です。ゼロでは何かあった時に困るからです。
つみたてNISAはいつでもお金を引き出せますが手続きに時間がかかります。また、必要に迫られて積み立てた投資信託を売却すると、相場の価格を選んでいる余地がなく、買った価格より下がっている場合に損をすることもあります。
緊急資金として手元に持っておきたいお金は、最低でも生活費の3カ月分です。心配な人は生活費の6カ月分~1年分と考えてもよいでしょう。たとえば、毎月20万円を生活費として使っている人は、最低でも3カ月分の60万円の貯金を持っておきたいということです。
ちなみに、「貯金はあるけど、積み立てに回せるお金は少ない…」という人は少額でつみたてNISAを始めてもよいでしょう。SBI証券や楽天証券では月100円から積み立てができます。また、積立金額は変更できるので、自分の生活スタイルに合わせて無理のない範囲で資産運用を始めるとよいでしょう。
つみたてNISAは20年という長期にわたり運用益が非課税になる有利な投資制度です。早く始めれば、それだけ非課税になるチャンスを早く得られるとも言えます。
まずは、つみたてNISA口座を金融機関で作りましょう。1人1口座しか作れませんので、金融機関を選ぶ際は、商品本数、最低積立金額、積立頻度の種類、ポイントサービス等の4つのポイントで比較するとよいでしょう。
口座を作ったら、買いたい投資信託を選び積立設定をします。投資信託を選ぶ時は、インデックス型やバランス型で、同じ投資対象の中ではできるだけ運用管理手数料(信託報酬)の低いものを選びましょう。
当面の貯蓄がある人は、少額からでもつみたてNISAで長期・積立・分散投資を始めれば、効率的に資産形成をしていけるでしょう。
つみたてNISAってどうやってやるの?
金融機関(証券会社)で専用の口座を開く必要があります。1人1口座しか開けませんので、自分に合う金融機関を選ぶことが大切です。
つみたてNISAを始めるまでの主な手順は次の3ステップです。
ステップ1 ↓ |
口座開設の申し込みを行う |
---|---|
ステップ2 ↓ |
必要書類を提出する |
ステップ3 | 口座開設完了の連絡が届く |
つみたてNISAのメリットって何ですか?
最大のメリットは、1年の最大投資額40万円から得られる運用利益が、最長20年間非課税になることです。
販売手数料が無料で運営管理手数料(信託報酬)も低く設定されているなど、つみたてNISAで買える投資信託は長期・積立・分散投資に向いており、長期の資産形成に適した制度と言えます。
つみたてNISAで株って買えますか?
つみたてNISAでは投資信託しか買うことができません。
つみたてNISAの投資信託でも、国内外の株式を投資対象としたものが数多くありますが、もし個別の株式に投資したいなら一般NISAの利用をおすすめします。ただし、一年のうちに利用できるのはどちらか一方なので、つみたてNISAか一般NISAかを選択しなければなりません。
いざ、NISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
auカブコム証券
楽天証券
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初心者の?を解決-つみたてNISA(積立NISA)の申込法を画像で解説
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