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クレカで支払いポイントをもらう、ショッピングでは当たり前のことが投資の世界にも及んでいます。この記事では、SBI証券でクレカ積立を始めるにはどうすればよいのか、NISA(新NISA)でのやり方も含めて詳しく解説します。
目次
そもそもクレカ積立とは、クレジットカードで決済して積立投資をすることです。
1月当たりの 最低・最高積立額 |
100円~50,000円 |
---|---|
積立できる商品 | 投信積立が可能な投資信託 |
積立額の最大5%のVポイントがもらえます(2024年1月時点、条件あり)。
これは、他の主要ネット証券と比較するとおよそ5倍相当の高い還元率です。
では、SBI証券のクレカ積立ではどんなクレジットカードが使えるのでしょうか。使用できるクレジットカードは以下のとおりです(2024年1月時点)。
カード名 | 還元率 | 備考 |
---|---|---|
三井住友カード | 0.50%~5.00% | - |
アプラスカード | 0.50%~1.00% | SBI新生銀行の仲介口座を開設した人限定 |
オリコカード | 0.50%※ | オリコ仲介口座を開設した人限定 |
UCSカード | 0.50% | UCS仲介口座を開設した人限定 |
大丸松坂屋カード | 0.25%~0.50% | 大丸松坂屋カード仲介口座を開設した人限定 |
東急カード | 0.25%~3.00% | 東急カード仲介口座を開設した人限定 |
タカシマヤカード | 0.10%~0.30% | 高島屋ファイナンシャル・パートナーズ仲介口座を開設した人限定 |
上表のうち、通常の証券口座(総合口座)で利用できるのは三井住友カードです。ほかのクレジットカードは仲介口座を開設した人限定で使用できます。仲介口座とは、仲介業者(銀行やカード会社など)を経由してSBI証券で開設した口座を指します。
SBI証券のクレカ積立でおすすめなのは三井住友カードです。その理由はVポイントの好還元率とスムーズに取引できることです。
クレカ決済の最大の利点は、ポイントが還元されること。それなら、その還元率が最も高くなる方法を選ぶべきでしょう。
SBI証券のクレカ積立対象カードの中で、三井住友カードはポイント還元率がトップクラスの0.5%~5%です。還元率は積立に使う三井住友カードのランクが高いほどアップします。
三井住友カード決済ならSBI証券の通常の証券口座(総合口座)を開設すればすぐにクレカ積立が始められます。既にカードを持っている人はもちろん、持っていない人もSBI証券のホームページからカードの申し込みができます。
5%還元:プラチナプリファード |
---|
三井住友カード プラチナプリファード |
2%還元:プラチナカード |
三井住友カード プラチナ Visa/Mastercard |
三井住友カード プラチナ PA-TYPE Visa/Mastercard |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners (Visa/Mastercard) |
1%還元:ゴールドカードなど |
三井住友カード ゴールド Visa/Mastercard |
三井住友カード ゴールド PA-TYPE Visa/Mastercard |
三井住友カード ゴールド(NL) Visa/Mastercard |
三井住友カード プライムゴールドVisa/Mastercard |
三井住友カードゴールドVISA(SMBC) |
三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) |
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド Visa/Mastercard |
三井住友ビジネスゴールドカード for Owners (Visa/Mastercard) |
三井住友銀行キャッシュカード一体型カード (ゴールド/プライムゴールド) |
0.5%還元:一般カード |
三井住友カード(NL) |
上記以外のVポイントが貯まるカード |
クレカ積立をしたい人は、年会費無料の三井住友カード(NL)などを作るとよいでしょう。新規入会キャンペーンなどがあれば、お得にカードを作れます。
なお、以下のカードはクレカ積立の対象外なので注意しましょう。
<クレカ積立の対象にならないカード>
銀聯カード、ビジネスカード(三井住友ビジネスカード for Owners・三井住友カードビジネスオーナーズを除く)、コーポレートカード、デビットカード、プリペイドカード、家族カード、ETC、iDなど
SBI証券のクレカ積立では、現在ポイント還元率が上がるなどのお得なキャンペーンは開催されていません。
ただし、過去には還元率がアップするキャンペーンが開催されたこともあったので、今後もそうした可能性があるかもしれません。還元率そのものが変動することもありますので、今後の動向を注視していきましょう。
SBI証券のクレカ積立には主に5つのメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
SBI証券で三井住友カードを使用して積立をすると0.5%~5%のVポイントが貯まります。
Vポイントとは、三井住友銀行などSMBCグループ共通のポイントで、スマホアプリ「Vポイント」に移行すると、Visaの使えるお店やネットショップでも使えます。2024年にTポイントと統合予定なので、Vポイントは今後さらに使い勝手がよくなるでしょう。
ちなみに、SBI証券ではクレカ積立以外にも、投資信託の月間平均保有金額に応じて、Tポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALのマイルなどのポイントが貯められます。何を貯めるかは自分で選べるので、効率よくポイントが貯まります。
投資信託をクレカ積立すれば、Vポイントと好きなポイントのダブルで貯めることができます。
SBI証券のクレカ積立ではカードランクが高いほど還元率も上がります。「三井住友カードプラチナプリファード」で投信積立をすると5%のVポイントがもらえます。年会費は33,000円(税込)ですが、クレカ積立でのメリット以外にも以下の特典があります。
プラチナプリファードは年会費以上にポイント還元を見込める人は作る価値があるでしょう。
NISAとは投資から得られる利益が非課税になる制度です。2024年からは新しいNISA(新NISA)となり、投資額も拡大します。
一般的に銀行や対面証券などでは不可能なNISAのクレカ積立ですが、SBI証券などの主要なネット証券では可能です。
特に、SBI証券のNISAは取扱商品数が業界トップクラス。クレカ決済のほかに投資信託の月間平均保有金額に応じてポイントが貯まるサービスもあるため、ダブルでポイント獲得が可能です。
SBI証券のNISAでクレカ積立をすれば、投資から得られる利益が非課税になる通常のNISAのメリットに加えて、ダブルでポイントがもらえます。さらにお得に積立投資ができるでしょう。
一度にまとまった金額を投資するのは、値下がりした時のダメージを考えるとちゅうちょしがちです。特に投資初心者は、まずは少額から始めたいと思う人が多いでしょう。
そんな際に月100円から積立投資ができるSBI証券なら、初心者でも安心してクレカ積立を始めることができるでしょう。気軽に始められる金額なので、投資経験を重ねながら徐々に投資に慣れていくことができます。
通常、証券会社で取引をするには、自分の銀行口座から証券口座へ取引相当額を入金しなければなりません。月に1万円の投信積立をする際は、毎月買付の都度1万円を証券口座へ入金します。
もし定期的に買付前に銀行口座から入金したければ、銀行引落サービスを事前に申し込めば可能です。ただし、引落口座の残高が不足しないか注意しなければなりません。
クレカ積立なら、一度クレカの登録や積立設定をすれば自動で決済できます。その上、銀行口座や証券口座の残高を気にせず、いつでも取引したい日に取引ができます(積立上限:月5万円まで)。
SBI証券のクレカ積立には、気をつけておきたい点もあります。人によっては大事に至らないかもしれませんが、知っておくことが大切ですので、詳しく見ていきましょう。
金融機関名 | クレカ積立還元率 | 対象カード | 還元ポイント |
---|---|---|---|
SBI証券 | 0.5~5% | 三井住友 カード |
Vポイント |
楽天証券 | 0.5~1% | 楽天カード | 楽天ポイント |
auカブコム証券 | 1% | auPAYカード | Ponta ポイント |
マネックス 証券 |
1.1% | マネックス カード |
マネックス ポイント |
SBI証券の還元率は積立に使う三井住友カードのランクによって変動します。仮に最低ランクのカードを使うと0.5%の還元率となり、主要なネット証券と比較するとauカブコム証券(1%)やマネックス証券(1.1%)のクレカ積立よりも還元率が下回ります。
ただし、投資信託の取扱銘柄数(SBI証券は業界トップクラス)、貯まるポイントは証券会社により異なります。還元率ばかりチェックするのではなく、取引銘柄や利用しやすいポイントにも配慮しましょう。
三井住友カードの中には、利用金額に応じて特典が付くものがあります。以下の2種類のカードを例に見ていきましょう。
■例①:三井住友プラチナプリファード
■例②:三井住友カードゴールド(NL)
いずれも魅力的な特典ですが、SBI証券のクレカ積立は上記特典の利用金額の集計対象には入りません。つまり、投資額はカードの特典を達成するための利用金額には加算されない、ということは覚えておきましょう。
SBI証券で通常の投信積立をする際は、買付のタイミングを細かく指定(毎日・毎週・毎月など)できますが、クレカ積立は毎月10日に積立設定申込を締め切り、翌月1日に発注するため、買付タイミングを指定することはできません。
買付タイミングを選べない反面、クレカ決済は入金の手間がかからず万一の買い漏れもないなど銀行引落にはないメリットもあります。月1回の積立投資をする人には、それほど気にならないでしょう。
2023年2月27日からSBI証券でも投信積立でポイント投資が可能になりましたが、ポイント投資ができるのは現在現金に限定されておりクレカ積立は対象外になっています。
同じネット証券最大手の楽天証券では、クレカ積立でもポイント投資ができます。ポイントを使った分クレカの利用金額を少なくして運用効率を上げたい人には、ややデメリットに感じるかもしれません。
しかし、SBI証券で貯まるポイントは投資だけでなく日々の暮らしで使えるものがほとんどなので、ポイントの使い道に困ることなく有効活用できるでしょう。
SBI証券では、Vポイントを使って投資信託を買付(購入)することができます。購入方法は、金額を指定したインターネットでの買付に限り、積立買付、口数による買付などは対象外です。
Vポイントは、1ポイント=1円として最低1ポイントから利用でき、利用ポイント数に上限はありません。
<ポイント投資の流れ>
ちなみに、SBI証券ではVポイントのほかに、 TポイントとPonta ポイントも投資信託の購入に使用できます。
購入方法は、金額を指定したインターネットでの一括買付と積立買付のみで、口数による買付やクレカ積立などは対象外です。TポイントとPonta ポイントも1ポイント1円として最低1ポイントから利用でき、利用ポイント数に上限はありません。
dポイント、PayPayポイント、JALのマイルも、SBI証券で貯まるポイントプログラムの対象です。しかし、ポイント投資に利用することはできません。まとめると以下のとおりです。
SBI証券のクレカ積立におすすめのクレジットカードを3枚、それぞれのおすすめ理由とともに紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
基本還元率 | 0.50% |
---|---|
投信積立時の還元率 | 0.50% |
年会費 | 永年無料 |
独自の特典 |
|
ムダなコストをかけずに0.5%還元。初心者におすすめ。
<特典などの詳細>
基本還元率 | 0.50% |
---|---|
投信積立時の還元率 | 1.00% |
年会費 | 条件達成で永年無料・未達成時は年間5,500円(税込) |
独自の特典 |
|
条件を1度でも達成すると翌年以降から年会費が永年無料、クレカ積立で1%の還元!メインカードで使える人向け
<特典などの詳細>
基本還元率 | 1.00% |
---|---|
投信積立時の還元率 | 5.00% |
年会費 | 33,000円(税込) |
独自の特典 |
|
クレカ積立5%還元は主要ネット証券他社(1.1%が最高)と比べて高い還元率!年会費を払う価値があると思うなら一案
<特典などの詳細>
SBI証券のNISA(新NISA)でクレカ積立を行うには、クレジットカードの登録が必要です。
■例:クレジットカード登録画面
続いてNISA設定画面で積立投資の設定を行います。積立投資の設定の流れは以下の4STEPです。
決済方法は、クレジットカードを選択します。
どちらも積立に使うカードランクなどによってポイント還元率は異なります
三井住友カードプラチナ プリファード |
5% |
---|---|
三井住友カード ゴールド(NL) |
1% |
三井住友カード(NL) | 0.5% |
1.購入する投資信託の代行手数料が 年率0.4%(税込)未満 |
|
---|---|
楽天プレミアムカード | 1% |
楽天ゴールドカード | 0.75% |
上記以外の楽天カード | 0.5% |
2.購入する投資信託の代行手数料が 年率0.4%(税込)以上 |
|
カードランクにかかわらず | 1% |
最低還元率で比較するとSBI証券と楽天証券は互角(0.5%)ですが、最大還元率で比較するとSBI証券(5%)の方がお得です。
2022年5月30日からVポイント投資はスタートしました
スタート当初は、SBI証券の「三井住友カード仲介口座」を持っている人だけが対象でしたが、2023年2月27日からは通常のSBI証券の口座を持っている人へも拡大されました。
Vポイントは1ポイント1円としてSBI証券で投資信託の購入に充てられます(クレカ積立では利用不可)。投資信託は100円から購入できるので、まとまったお金がなくてもポイントを利用しながら少額で投資できるのが魅力です。
ポイント投資で使えるポイントの種類や購入できる金融商品が違います
SBI証券では、ポイント投資に使えるのは、Vポイント、Tポイント、Pontaポイントで、ポイントで購入できるのは投資信託のみです。また、クレカ積立でポイント投資はできません。
楽天証券では、ポイント投資に使えるのは楽天ポイントのみで、ポイントで購入できるのは投資信託のほか、国内株式、外国株式(円貨決済)があります。クレカ積立でもポイント投資ができます。
2024年春にTポイントとVポイントは「青と黄色のVポイント」に統合予定
従って、どちらを貯めても問題ありません。青と黄色のVポイントは世界のVisa加盟店および日本全国のTポイント提携先で、ポイントが貯まる・使えるようになる予定です。
Tポイント提携先ではTカード/モバイルTカードを提示して三井住友カードで支払うとダブルでポイントが貯まります。今持っているTカード/モバイルTカード、三井住友カードはそのまま利用することができます。
SBI証券のNISA(新NISA)でのクレカ積立は、以下のカードのみ利用できます
■SBI証券でNISAのクレカ積立ができるカード
上記以外のクレカおよび対象外の三井住友カードでは、SBI証券でのNISAの買付には使用できません。
いざ、NISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
松井証券
auカブコム証券
楽天証券
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SBI証券のクレジットカード積立を解説│おすすめの三井住友カードやNISA(新NISA)でのやり方も紹介
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